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Taishi Nobukuni / Designer


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Let's rockn' roll.

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珍しくラジオ出演。

CLUB KINGのPIRATES RADIOです。

収録といっても3時間くらいひたすら茂一さんとTGB DESIGNの石浦さんとだべってただけです。

収録はじまる前の茂一さんとの雑談中すでに盛り上がり、もう撮ろうよ、の茂一さんの声で収録開始。

本番よりラフにだべってたほうが面白いもんだけど、そこらへんも茂一さんにバキバキに編集されて使用されると思うのでお楽しみに。

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桑原茂一氏

それにしても茂一さんとは節目に絡む縁なのかなあ?

子供のころからの憧れの人とのこういう機会は貴重です。

ガキンチョ時分に出会った桑原ワールドの一部を貼っちゃいます。

日本初のラップともいわれるサキサカアンド桃内


これは志村けんによるサキサカアンド桃内のレアーなコピー
| - | 17:56 | - | - |
weekend

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中山ダイスケさんの個展最終日にかけこみました。

週末海のなかでなく画廊にいるなんて文化的行動してるのが何年ぶり?ってくらい新鮮でした。

市井の素人日曜画家による風景画や静物を収集してそれらに外装塗装剤でオブジェクトを書き加えた作品群。

本人に伝えた感想以上に僕はとても感じることがおおかったです。

きっとご自身にとってはちょっとしたサブワークのような趣もあるかもしれませんが、ワンタッチに近い加筆のものもあり逆にそれだけでもとのものが激変するさまを見せられます。

そんなタッチ(といっても張ってたりするので描いてるわけでもない)の軽さというか、作者の汗を感じさせないのがいいなあと感じいりました。

ベースになる絵そのものにも興味でたり上手く見えるのが不思議で最初ダイスケさんが書いたのかと思いましたがそうだとしたらその具象的なタッチにバンクシー的な悪意を感じましたが、その実日曜画家さんたちの作品と真っ先に説明されたけど、さすがに自分で書いたと誤解されたくなかったのかな?でも描いてたらそうとう意地悪だよ。

いやあ爽快な個展でした。

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深夜は妻と閉店後の広尾のビストロへ。

閉店後、メリメロ、アヒル、uguisu,ションズイといった都内のビオワイン界の主たる人達がもうすぐ閉店するお店の店主をねぎらい、また次回のお店の成功を祝い集合しました。
各自お店のもの持ち寄ってたので、都内でもっともおいしいビストロのエッセンスを頂いた感じで至福の味覚。

ビオワインを愛する人達が仲間を応援するって、同業で励ましあうって素晴らしいと思いました。
そんな業界の人じゃないのに末席にいさせて頂き妻ともども感激です。

僕も近い嗜好の同業の輪を作らなきゃ。
どなたかファッション業界の人友達になってください。



| - | 17:50 | - | - |
kudawomaku

くだをまく

よく言いますね。
どこでくだまいてたの?

果たしてその語源は?



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これがクダです。沢山のクダ。

ではその対語は?

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この人はなにをしてるのでしょう。
これぞクダを巻くことの対語。
彼は縦糸を織機にセットしてます。

今日一ノ宮の機屋さんをたずねました。
ションヘル機と言われるもう日本に数台もない低速の織機で織られるヴィンテージ風の織物を見にいきました。
そこで教わったのが”クダヲマク”の語源。

クダとは機織機の横糸を巻く管のこと。
では上の写真の縦糸のセットがどれだけ大変かというとセットする糸は一素材につき5000本。
気が遠くなる数字。
数えるだけでも大変なのに。
比べて横糸を巻くなんてことがいかに簡単なことか。
楽してさぼるという意味になるのもわかりますね。

そんなエピソードから分かることは慣用句に用語が流用されるくらい、わが国の織物生地の生産が盛んであったということ。
トヨタだって機織機のメーカだったくらいです。

それにしてもこちらのファブリックは素晴らしい。
改めてまた紹介します。

来年の秋くらいにはTAISHI名義で形にしてドロップします。

その前に自分用に仕立てたいな。はさみをいれるとどんな感触なんだろう。

低速でおられたものは厚み方向の幅が大きく生地が緩みをはらんで立体感があります。

楽しみだなあ。


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グッチやジルサンダー。この写真の職人さん達の手を経た糸で織られたものは数知れず。

そんな日本のものづくりが続いていくことを願います。

さてどんな生地でなにを縫おうかな?


















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